

METHOD
日本の伝統・技・アイデンティティの価値を捉え直し、
世界に発信するメソドロジ
NEXT MARKET IN
Next Market Inは、国内唯一の京和傘の老舗 日吉屋の5代目当主である西堀耕太郎氏が、廃業危機にあった同社を再建したことをきっかけに考案された手法。
「Next Market In 」理論では、一般的なプロダクトアウト(メーカー主導の商品開発)や、マーケットイン(市場リサーチ等による情報を元にした商品開発)とは異なり、商品開発に当たり目標とする市場において最も有効な商品情報とは、その市場で活躍するバイヤー(あるいはバイイングビジネス経験者)が持つとされ、この外からの視点であるバイヤー目線で自社のポテンシャルある技術や商品、商材を再発見し、同じくその市場で活躍するプロのデザイナーによるデザイン提案を受ける事で、現地バイヤーやデザイナーを巻き込んだ商品開発を行う事で、市場特性に合致した商品のグローバル・ローカライズを図る手法である。
その後、おもに経済産業省や中小企業庁の海外進出関連事業において取り入れられ、平成28年度には中小企業庁の海外専門家招聘事業の一環で「Next Market In 〜 Contemporary Japanese Design Project」を発足。これまでに同手法を用いて海外進出を果たしたプロジェクトは100を超える。また、2012年には同手法の有用性についての研究結果が海外のマーケティング学会誌などで発表されるなど、海外からも注目されている(※1)。
多種多様な企業の海外進出を支援する中で、確立・体系化されたNEXT MARKET INの理論を元に、平成30年度よりJAPAN BRAND PRODUCE SCHOOLを開始。
※ Assessing Embedded Agency of Entrepreneurs in Context of Internationalization and Innovation
(Xavier Lesage ESSCA School of Management, LUNAM University)
西堀耕太郎
株式会社日吉屋代表取締役/株式会社TCI研究所
高校卒業後カナダに留学、帰国後地元市役所勤務を経て、結婚と共に老舗京和傘工房「日吉屋」の5代目を継ぐために和傘職人の道を選ぶ。2003年株式会社日吉屋代表取締役に就任。インターネット販売やメディアと連動した新しい京和傘のブランディングや、各分野のデザイナーやアーティストとのコラボレーションに取り組む。「グローバル老舗ベンチャー」を標榜し、国内外で活動中。
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